Case Study

K様邸イメージ

[栗東市/SE構法/長期優良住宅]

スキップフロアが遊びの空間を創る家

ご主人のご実家に隣接する土地での家づくりをスタートされたK様。
ハウスメーカーでの家づくりも一時は考えられたそうですが、企画型住宅の特性上、どうしても自分たちの思うようにはできないことが色々とあることを知り、自由度の高い工務店での家づくりに方針転換されたそうです。
ご主人の理想は「面白い家」。
リビングより一段下がったスキップフロア下のスペースやロフト空間、またネイビーのガルバニウム鋼板とウッドのコンビネーションの外観など、工務店で建てる注文住宅ならではのこだわりがカタチとなりました。
また、キッチンや洗面の収納など、ほぼ全ての家具を造作で設けることにより、空間全体のトーンが整った落ち着きのある空間づくりは、みなさまの家づくりのご参考にもしていただけると思います。

所在地
栗東市
敷地面積
1176.31m²
延床面積
140.60m²
構造
木造2階建(SE構法)
耐震等級
等級3(最高等級)
温熱等級
等級4(最高等級)

スキップフロアが遊びの空間を創る家_外観

3方向に開けた立地は採光・風通しとも十分。ネイビーとウッドのコントラストの外観が特徴的です。
ちなみに、ネイビーは、「ジャンケン」で勝ったご主人が選択されたカラーだとか。

スキップフロアが遊びの空間を創る家_ウッドデッキ

広々としたウッドデッキがアウトドアの遊び心をくすぐります。奥に隣接するお宅がご実家になります。

スキップフロアが遊びの空間を創る家_玄関

玄関は奥にシューズクロークを設けて家族専用の出入り口とすることで、玄関スペースが散らかりません。

スキップフロアが遊びの空間を創る家_リビング

玄関ホールからつながるゆとりを感じるLDK。天井に貼られた無垢材が部屋全体の木の質感を高めています。

スキップフロアが遊びの空間を創る家_リビング階段

2階へ上がる階段は、K様のご希望によりリビングの中央に配置しました。

スキップフロアが遊びの空間を創る家_スキップフロア

階段の途中にはスキップフロアを設けました。これも「面白い家にしたい」というK様のご希望です。

スキップフロアが遊びの空間を創る家_スキップフロア

北側の窓から優しく光が落ちるスキップフロアは、リビングを見渡せるパソコンスペースとしてお使いになられています。

スキップフロアが遊びの空間を創る家_スタディコーナー

2階ホールに設けられたスタディコーナー。机は造作によるものですが、将来の子ども部屋のレイアウトに応じて移動することも可能です。

スキップフロアが遊びの空間を創る家_ロフト

将来は間仕切られて子ども部屋になる予定の2階ホールには、ロフトを設けて大きな収納スペースにしました。
将来、お子さまの達の荷物が増えても大丈夫ですね。

スキップフロアが遊びの空間を創る家_主寝室

主寝室の壁の1面はアクセントクロスに。また、ウォークイン・クローゼットの壁面は、タンスなどに使われる桐材で仕上げています。

スキップフロアが遊びの空間を創る家_キッチン

キッチンは「家事をしながらリビングの子どもたちが見えるように」という奥様からのご希望で対面式になっています。背面の収納やダイニングテーブルは造作によるものです。

スキップフロアが遊びの空間を創る家_キッチン

「IHではなくガスレンジにしたかった」という奥様のご希望と消防法との兼ね合いから、キッチンのみ天井の仕上げを珪藻土塗りにして、垂れ壁を設けました。空間全体のアクセントにもなっています。

スキップフロアが遊びの空間を創る家_キッチン窓

キッチンの壁に設けられた小窓を通して2階の様子を感じることができます。

スキップフロアが遊びの空間を創る家_洗面台

洗面台も造作で。キッチン収納などとお揃いにすることで、室内全体のトーンが整った穏やかな雰囲気になっています。

スキップフロアが遊びの空間を創る家_手洗い

トイレの収納も同様に造作で。床と壁面は石調のタイルで仕上げることで、自然感のある落ち着きの空間に。

スキップフロアが遊びの空間を創る家_半地下収納

スキップフロアの下にも収納スペースを…、のはずが、今はお子さんの遊び場として使われてます。将来はご主人の「こもり部屋」に変身する予定もあるとか?

スキップフロアが遊びの空間を創る家_施主様

【お客様からのお言葉】

スキップフロアが遊びの空間を創る家_ピアノ演奏

家づくりにあたり、ハウスメーカーの総合展示場を見学にいったのですが、なぜかワクワクしなかったんです。営業マンの話を聞くほどに「自分たちの思うようにはできそうにないな…」と感じて。
そこから、インターネットでの工務店さん探しが始まりました。

滋賀県内の8社さんほどに絞り施工事例を見比べたり、資料請求をしたり。さらに4社さんまで絞り込んで、お話を聞きに伺いました。
最終的に楠亀さんにした決め手は、ダブル断熱やSE構法といった住宅としての基本性能の高さと、無垢フローリングや珪藻土壁などの自然素材の質感ですね。それに、最初の無料プランの段階から他社に比べて詳細に検討したプランを提示していただいたのも、きっかけになったかもしれません。

家づくりを進めていくに過程においても、担当の深井さんが何でも相談にのっていただき、おかげでスキップフロア下のスペースやロフト空間など、「面白い家にしたい」という私たちの希望を叶えられたのはたいへんありがたかったです。契約後も含めて、楠亀さんの見学会には10回近く参加しましたよ。

入居してみていちばん驚いたのは、高気密高断熱のスゴさですね。
この家の暖房機器は1階に設置した18畳用エアコンが1台だけなのですが、結構冷え込んだ日でもそれさえスイッチを入れず、無暖房で過ごせたんです。おかげで以前住んでいた集合住宅よりかなり広くなったにもかかわらず、光熱費はずっと安くなりましたね。
また、高気密高断熱仕様は防音にも効果が高く、外で雨が降り出しても気が付かいことがたびたび…。よほどの土砂降りにならない限り、室内まで音が伝わりません。逆に子どもの弾くピアノの音は外に漏れないので、家全体に響き渡る感じで気持ちいいんですよ。

今後の予定は、「庭づくり」です。
周囲を取り囲むグリーンにマッチするように、ネイビーとウッドのコントラストの外観にした、この家に負けないくらい立派な庭にしようとあれこれ考えている最中です。

  • 重量木骨の家耐震構法SE構法
  • SE構法.com
  • 日本の家を100%耐震に
  • ZEHゼロエネルギーで暮らそう