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快適な家とはどんな家?暮らしやすい空間を実現する4つのポイント

家を建てる人の多くは「できるだけ快適に過ごせる家を建てたい」と考えるものです。しかし、「どうすれば快適な家を建てられるのか分からない」という方も多いのではないでしょうか。

この記事では、快適な家の条件や快適な家を建てるために注意すべきポイントについて詳しく解説します。

 

快適な家とは?

人によって「快適」と感じるポイントは異なります。なんとなく「快適な家に住みたい」と思っても、それがどんな家なのかわからなければ、快適に暮らせる家は建てられません。ここでは快適な家の定義について解説します。

 

快適性は人によって違う

この記事を読んでいるあなたは、快適な家とはどんな家だと思いますか?

 

「生活しやすい動線を考えた間取り」
「最新設備を備えた最先端の家」

 

どんな家を思い浮かべたとしても、それは正解です。なぜなら、人が「快適」と感じるポイントは、それぞれ異なるからです。

 

一方で、どんな人にも共通する「快適ポイント」があることをご存知でしょうか?

 

全ての人に当てはまる快適な家の条件

全ての人が快適だと感じるポイントは「温度と湿度」です。

 

「住宅に関する誤算」についてアンケート調査を行ったデータがあります。そのアンケート調査によると、住宅に関して最も不満に感じているポイントとして「暑い」「寒い」という意見が圧倒的に多かったという結果が出ていました。

 

 

このアンケート結果から、家に住むときに1番気になるポイントは「室温や湿度」であると言えます。

 

一般的に、人が快適に感じる室温は25〜28℃、湿度は50〜60%だとされています。どれだけ好みが変わっていたとしても、人間である以上、快適に過ごせる温度や湿度に大きな差異はありません。

 

仮に、最新設備を備えた最先端の住宅だったとしても、夏は蒸し暑くて冬は凍えるほど寒いのであれば、決して快適に過ごせないと思いませんか?

 

もちろん、人それぞれ快適に感じるポイントは異なりますが、温度や湿度は全員に共通する快適ポイントだと言えるでしょう。

 

快適な家を実現する4つのポイント

一年中室温を保てる快適な家を実現するためには、以下の4つのポイントに着目して家づくりを進めることが大切です。

 

  • 断熱性
  • 気密性
  • 換気
  • 空調

 

ここでは、各ポイントについて詳しく解説していきます。

 

断熱性

快適な家を建てるために注意すべきポイントの一つ目が断熱性です。

 

断熱性とは、家の中の熱を外へ逃さず、外の熱を家の中に入れない性能のことです。断熱性を高めることで、外気温の影響を受けずに室内の温度を一定に保てるため、一年を通して快適な室温を保てる家を建てるために考えるべき重要なポイントのひとつです。

 

断熱性を高めるためには、断熱材と呼ばれる素材を家の壁の中や屋根裏に入れます。この断熱材の素材や分厚さ、断熱材を入れる場所などの条件で住宅の断熱性能が変わります。

 

例えば、二重に断熱材を入れる「ダブル断熱」、基礎の中も室内と考えて床下まで断熱材を入れる「床下断熱」といった考え方もあります。

 

一般的な木造住宅では、断熱材をたくさん入れると、住宅の耐震性が落ちてしまいます。そのため、どんな素材の断熱材を入れるのか?壁や屋根などの部分にどれくらいの割合で断熱材を入れるのか?といった点にも注意しながら判断していく必要があります。

 

断熱に関しては、こちらの動画で詳しく解説しています。断熱についてより詳しく知りたい方は、ぜひこちらも参考にご覧ください。

▶︎壁内結露!? 快適な家づくりに欠かせない断熱の話〜壁編〜【滋賀のSE構法耐震住宅専門店 楠亀工務店】

 

気密性

快適な家づくりにおいて、断熱性との密接に関連している重要ポイントが気密性です。

 

気密性とは、屋内と外部の空気の移動による熱などの移動を少なくする性能のことです。気密性が低いと、どれだけ断熱材を入れたとしても熱が外に逃げてしまいます。そのため、断熱性と同様に気密性についても考なければいけません。

 

断熱性を確かめる数値としてUA値という数値があります。UA値が小さいほど熱が逃げにくく、省エネ性能が高いことを示しています。一般的には、UA値が0.46以下であれば高断熱住宅とされています。

 

 

弊社では、壁と屋根のダブル断熱、基礎部分も断熱する床下断熱を取り入れて、UA値0.35を最低基準とした家づくりをしています。高い断熱性能を誇ることも、弊社の家づくりでこだわっているポイントです。

 

断熱性や気密性を確認しながら家づくりをする際には、UA値も確認しながら設計していくとよいでしょう。

 

換気

快適な家を建てるために意識すべき3つ目のポイントが換気です。

 

昔の住宅では、換気について深く考えなくても、窓を開けていれば空気の入れ替えが簡単にできていました。しかし、断熱性能を高めるために気密性の高い家が増えてきたことで、換気システムまで考えて家を建てなければ、家の中の空気を循環させづらくなってきたのです。

 

自宅内の換気が不十分だと、室内の二酸化炭素が増え、湿気も溜まりやすくなります。この環境は、ウイルスにとって最も活動しやすい環境でもあります。

 

換気できていない室内に暮らしていると、そこの浮遊するウイルスが住人の健康を崩す大きな原因にもなる可能性があるため、換気について注意しておくことが大切です。

 

2003年の建築基準法改正によって、全ての新築住宅に24時間換気システムの設置が義務付けられています。これにより、全ての住宅には、第一種から第三種までの換気システムのうち、いずれかを設置しなければいけません。

 

 

弊社で建てる住宅の多くには、第三種換気を導入しています。第三種換気は、第一種換気よりも低いコストで設置できて、第二種換気よりも効率的に換気できる特徴があります。

 

しかし、気密性の高い住宅でなければ第三種換気システムは機能しないため、高気密・高断熱の住宅だからこそ実現できる換気方法ともいえるでしょう。

 

空調

快適な家を建てる際に、注意すべきポイントの4つ目は空調です。

 

空調設備は、室内の温度調節を行う上でかなり重要なポイントです。ただし、空調を考えるといっても「ただエアコンを各部屋につける」というものではありません。

 

家を設計する段階から部屋の間取りや設計を工夫することによって、空調の効率を高められます。そのため、設計の段階から空調のことも考えることが大切です。

 

例えば、天井が高い家だと暖気が上に行ってしまうので、暖房の効率を高めるためにシーリングファンの設置も考えなければいけないでしょう。また、暖房器具それぞれの特徴を理解した上で、設計の段階から効率よく室内を温める方法を考えていくことが大切です。

 

弊社では、多くの住宅に床下エアコンを設置しています。床下から各部屋に繋がるスリットを通じて室温を安定させられるため、1台のエアコンで家全体の温度を調整できます。

 

電気代の節約にも繋げつつ、各部屋ごとの温度差を最小限に抑えられるため、多くのお客様におすすめしています。ただし、弊社の高い断熱性・気密性があるからこそ生かせる技術です。全ての住宅に床下エアコンが最適だとは限らないのでご注意ください。

 

床下エアコンについては、こちらの動画でご紹介しています。床下エアコンの実物や効果について詳しく解説しているため、ぜひこちらも参考にご覧ください。

▶︎真冬の雪の日!果たして床下エアコン一台で、どれだけ家が温まるのかを検証!信じられない!驚愕の事実が明らかに

 

快適な家を建てたいなら温度や湿度に要注意

快適な家の条件は、住む人の好みによって異なります。しかし、全ての人にとって共通するポイントは、室内の温度や湿度です。

 

温度や湿度を一定に保つために重要な4つのポイントは、断熱性や気密性、換気と空調です。これらのポイントを意識しながら家づくりを進めることで、誰もが快適に過ごせる家を建てられます。

 

滋賀県の楠亀工務店は、耐震住宅を専門に建てている会社です。耐震性だけでなく、そこに住む方が健康で快適に過ごせる住宅を建てるため、高気密・高断熱の住宅を実現してきました。

 

快適な家を建てたいとお考えの方は、ぜひ一度弊社にお問い合わせください。

滋賀県を中心に全棟で耐震等級3の新築やリフォームを行っている耐震住宅専門の楠亀工務店です。
鉄骨造と比較して遜色のない強度を誇る木造建築をご提供致しております。
新築の骨組みには重量木骨造の「耐震構法SE構法」を採用し、温熱環境の構造設計、ZEHビルダーとして省エネ、ゼロ・エネ住宅を実現。

リフォームはコンクリート造、鉄骨造の建物のリフォームも対応。温熱環境・耐震性能の向上から、資産としてご家族のことも考えたご提案をいたします。大掛かりなものから、家の中の小さな修繕でもお気軽にご相談ください。

新築においては資産価値の維持、リフォームにあたっては将来的に次の世代へ継承していくことを想定し、年1回の定期点検、緊急時対応など、お客様との綿密で継続的なコミュニケーションに力をいれています。
モデルハウス見学や相談会も随時受付中。お気軽にお問い合わせ下さい。

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